Days went by

其処は彼と無し。奇し。物狂ほし。

何かを「やめる」ということは。

髪を切った。

肩くらいまであったのをバッサリ。

切ってる途中、

鏡の中の自分の顔がパンパンに丸くて、

ストレートかけてる髪と相まって

金太郎みたいに見えて、

これは失敗したかも…と、

泣きたくなったが、

ブローしてもらったあとは、

前より輪郭がすっきり見えるようになって、

ほっとした。

 

何かを変えなくちゃ、とずっと思っていて、

でも、何をどうすればいいのか

わからなくて、

ずーっと鬱々としてた。

 

行きつけの美容室をやめて、

知人から紹介してもらった

別のお店に行った。

正解だった。

 

ちょっと自分の心のなかを覗いてみると、

なんか少し違うな、と感じていても、

いつも行ってるお店だから

やめると悪いし…と気になって、

違うな違うな、と思いながら

ずっと行ってたのかもしれない、と思う。

何が気になっていたかというと、

「なんで来なくなったの?」

と思われることが怖くて、

変えられなかったんだ。

自分が悪く思われるのが怖かっただけ。

 

そういうの、たくさんある気がする。

「気を遣いすぎ」ってよく言われる。

「考えすぎだよ」も、よく言われる。

 

ええカッコシイなだけだな。

誰によりそった判断をしているか。

相手の意向に合わせることが

よりベストだと考えるのは、

結局、自分がいいかっこをしたいだけだ。

自分が悪く思われたくないっていうだけ。

自分で責任を負いたくないだけ。

 

自分がホントにしたい、こうありたい、

って感じていることを閉じ込めて、

当たり障りのない結果を出しているだけだわ…。

 

そりゃ、どんどん鬱屈していくよね。

「ホントはこうありたい自分」を

ちゃんと大切にしなくちゃ、だ。

 

髪を切って、

なんだかそのことに気がついた。

 


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